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軽量と頑丈を追い求め、
たどり着いた新ボンネット構造

レッツノートは独自設計で薄型化へと進化

レッツノートの頑丈性能を実現させるボンネット構造とは

頑丈性能を維持しつつ軽量化を追求した独自構造


CF-SR3天板ボンネットイメージ

頑丈性能を維持しつつ軽量化を追求していく中で、車のボンネットやガードレールをヒントに開発された凹凸のある構造には、衝撃を和らげる効果があります。
レッツノートでは天板に凹凸を設けることで、PCを持ち歩く際に起きる落下や圧迫といった衝撃に耐える頑丈性能を実現するために「ボンネット構造」を採用しています。
初期型は中央の膨らみ部分が1つのシングルボンネット構造でしたが、薄型化と軽量化のため2つに分割したダブルボンネット構造へ。
薄肉化した天板に凸部を加え、さらに立ち上がり部分の内側のみを肉厚にすることで重量増を抑えながら強度の確保と天板のたわみを抑制。
今回の「SRシリーズ」ではシミュレーション技術により必要な箇所のみ強度を上げながら薄肉化することで、さらなる薄型化を実現。


毎日持ち運んで使用するモバイルパソコンだからこそ「壊れにくい」ことを何よりも大事に開発しております。
技術やスペックはもちろん、レッツノートの象徴である「ボンネット構造」により故障率を低減し、お客様に安心して使用いただけます。

ボンネット構造だから耐えられるレッツノートの頑丈試験

76cm動作落下試験※1※2

76㎝落下試験イラスト

オフィス机の高さからの落下を想定

76cmという数値はレッツノートが初めて設けた頑丈基準ですが、重要なのは数値そのものではなく、現場で使い続けられる性能を備えているか。そのため落下後に行う動作試験に関しても厳しい基準項目を設けています。電源ボタンやフタなどの動作部やLCDなどの表示部、SSDなどの記録媒体など、一つ一つの項目に異常がないことをチェックしています。

30cm 26方向落下試験※1

30㎝26方向落下試験イラスト

あらゆる角度からの落下を想定

製品が落下するとき、どの角度から落下するか事前に予測することは困難です。そのため、26方向落下試験ではパソコンが落下する際に最初に接地する可能性のある全ての箇所に対して試験を行っています。面(6)、角(8)、凌(12)があり、そのすべての試験において破損による安全面の劣化や各操作部の異常がないように、厳しい項目を設けています。

100kgf加圧振動試験※3

100kgf加圧振動試験

満員電車での加圧と振動を想定

「電車に乗っただけで画面が壊れてしまった」-お客様からのご意見をきっかけに開発スタッフが実際に圧力センサーを身に着けて満員電車に乗り、圧力を計測。さらに電車の揺れがパソコンの機構に負担をかけていることを突き止め、100kgf加圧振動試験という試験基準を設け実施しています。


※1 当社技術実験室にて。QVシリーズはタブレットスタイル時を除く。落下した場合は点検(有償)をおすすめします。
※2 76㎝の高さから底面側で落下した場合を想定。
※3 当社技術実験室にて。⾮動作時。天⾯と底⾯全体に均等に980N{100kgf}で圧迫した状態で振動試験を実施。本製品の耐圧迫性能は、無破損・無故障を保証するものではありません。

ボンネット構造の進化

2007年モデル


CF-T8シリーズボンネット
CF-T8シリーズ断面図

ボンネットの凸部分のV型の2本の溝に加えて、
ねじれや曲率を付与することで頑丈性能を向上。



2018年モデル


CF-SVシリーズ天板
CF-SVシリーズ断面図

「SZシリーズ」で初めて搭載されたスリムタフボンネット構造に加え、「SVシリーズ」から逆ドーム型ボンネット構造を採用することで、頑丈性を保ちつつ軽量化を実現。



2022年モデル「SRシリーズ」


CF-SRシリーズ天板
CF-SRシリーズ断面図

逆ドーム型ボンネット構造、スリムタフボンネット構造に加え、「SRシリーズ」では天板内側に補強リブ構造を追加することで頑丈性を犠牲にすることなく、軽量化と天板デザインのシンプル化を実現。




「SRシリーズ」はレッツノート12型クラスの中で、3つの頑丈試験※1を実施した機種から約20%※2の薄型化を達成


ボンネットの厚さ比較

※1 76㎝動作落下試験・30cm 26方向落下試験・100kgf加圧振動試験の3つを実施
※2 2007年モデル:厚さ約24.9㎜(突起部を除く)と2022年モデル:厚さ約19.9㎜(突起部を除く)の最厚部を比較

薄型化と頑丈性能を両立させた新ボンネット構造

新型ボンネット構造の詳細断面図

「SRシリーズ」では先端側に向けて収束するような形状にすることで突起部が薄くなり、SVシリーズに比べ大幅な薄型化を実現。
さらに、段差の少ないボンネット構造に天板内部からボンネットと逆方向に補強リブを入れることでボンネットのみで担保できない強度を補完。
モバイル性能を求めるお客様の期待に応えるため、重量化することなく薄型化と強度を両立。

 

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