株式会社小学館様
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株式会社 小学館様

360度カメラスピーカーフォン PressIT360
参加者全員が同じ空間にいるようなハイブリッド会議を、高画質な360度映像で実現。

課題

ハイブリッド会議でも全員が集合しているような感覚でコミュニケーションをとりたい。

解決策

高画質な360度カメラスピーカーフォンPressIT360を活用することで、参加するメンバー全員に臨場感を届け会議を活性化。

PressIT360によって「顔を合わせた会話」というこれまで当社が大切にしてきた仕事のやり方と、WEB会議という新たなツールの両立を実現できました。

株式会社小学館 総務局 情報システム室 室長 吉田 伸浩様

背景

ハイブリッド会議でのコミュニケーションをよりリアルに

出版物にとどまらない様々なコンテンツを世に送り出し続ける株式会社 小学館様では、顔を合わせた会話によるリアルなコミュニケーションを大切にしながら、その中で生まれるアイデアを多彩な企画に繋げてきました。しかし、コロナ禍をきっかけに、複数人が集まる会議室と別拠点の参加者をオンラインで接続するハイブリッド型の会議が増加。全員が1か所に集まれずとも、互いの顔を見ながら意見を出し合える環境を構築するために、2023年5月にはXR事業推進室のサテライトオフィス、8月には小学館ビルの会議室に360度カメラスピーカーフォンPressIT360が各2台導入されました。


導入した理由

表情まではっきり写す360度映像を評価

機器選定を担当した総務局情報システム室の吉田 伸浩様は、PressIT360の採用理由についてこう語ります。「以前、他社の360度カメラをレンタルしたこともありましたが、画質面に不満が残り採用には至りませんでした。PressIT360の導入検討にあたり実施したデモで、会議室の中央に置いたPressIT360が人の表情まではっきり写しているのを見て、これなら思い描いた形で使えると思いました。小さな発言も拾う高い集音性、接続先の音声の聞き取りやすさなど、音声機能もハイレベルで、持ち運びやすく操作が簡単である点も含め、私たちのニーズを満たす製品だと確信し採用を決めました」


導入後の効果

全員が顔を合わせているような会議を実現する360度映像

PressIT360導入による変化について、吉田様は「PressIT360の導入前は広角のWEBカメラを使用していたのですが、会議室正面からの映像では臨場感に欠け、対面と同じようなコミュニケーションを行うのは困難でした。PressIT360の『全周ビュー』では会議室にいる参加者全員の顔を見渡せるため、遠隔の参加者も会議室の雰囲気を感じながら、同じ場所にいるかのように会議に参加できています。PressIT360によって『顔を合わせた会話』というこれまで当社が大切にしてきた仕事のやり方と、WEB会議という新たなツールの両立を実現できました」と語ります。

また、ユニバーサルメディア事業局XR事業推進室の海田麻友子様は、PressIT360を活用した会議についてこのようにコメントします。「打ち合わせでは、遠隔で参加していても会議室に集合している全員の姿が見える『全周ビュー』を使用することが多いです。メンバーの誰が発言したのかひと目で分かり、また、発言者の声もしっかり集音されるためWEB会議で起こりがちな、誰が話しているか分からない、声が聞き取りづらいことによる中断が各段に減りました。このような変化がより良い会議に繋がっていると思います」

会議進行を支援する高品質な機能とシンプルな操作性

採用の決め手となったカメラ映像の精細さやマイク、スピーカーの性能の良さ、そして運用の簡便さもスムーズな会議進行に役立っていると好評です。

吉田様は「全社的な導入に先駆け、2023年の5月にXR事業推進室のオフィスへPressIT360を導入したのですが、画質の良さや音声の聞き取りやすさから、WEB会議を実施した取引先の方に『どんな機器を使っているのか?』と聞かれたことがありました。社員はもちろん、WEB会議相手である取引先からの高評価を受け、8月に本社会議室用として追加で採用しました」と語ります。

XR事業推進室の森内尚様はPressIT360の運用のしやすさについて「取引先との打ち合わせでは5~7人が会議室に集合し、別拠点とWEB会議をすることが多いのですが、各自のPCで接続するとハウリングなどのトラブルが起きやすいという問題がありました。PressIT360は1台で会議室側の全員分のカメラ、マイク、スピーカーを担うことができるため、トラブルなく安心して会議が実施でき助かっています。また、USB Type-Cケーブル1本でPCと繋ぐだけで使用できる点も、使い勝手が良くありがたいです」と評価します。


PressIT360のカメラ映像をディスプレイに映し出した様子
PressIT360のカメラ映像をディスプレイに映し出した様子。カメラ、マイク、スピーカー一体型のため、テーブルの上に設置しても場所を取らず会議を妨げない。
360度の映像を画面の上部と下部に180度 ずつ分割して表示する「全周ビュー」
360度の映像を画面の上部と下部に180度ずつ分割して表示する「全周ビュー」。
話者を検知し、縦向きの分割画面で1名ずつ映し出す「集合ビュー」。
話者を検知し、縦向きの分割画面で1名ずつ映し出す「集合ビュー」。
会議用PCにUSB Type-Cケーブルで接続するだけで使用可能
会議用PCにUSB Type-Cケーブルで接続するだけで使用可能。画面モードやマイクのオン/オフは本体ボタンから簡単に切り替えできる。
本体に搭載された4つのカメラで周囲360度を撮影
本体に搭載された4つのカメラで周囲360度を撮影。

納入機器

  • 360度カメラスピーカーフォン TY-CSP1 ×4台

お客様の声

手厚いサポートにより、社員の声を叶える製品を採用できた

パナソニックさんには検討段階から採用に至るまで、常に丁寧な対応をいただき大変助かりました。当社のPC環境に合わせてシステムを構築していただくなど、随所での手厚いサポート体制により、自信を持ってPressIT360を社員に手渡せました。

PressIT360の導入により、「ハイブリッド会議でも、対面と同じ感覚でコミュニケーションをとれるようにしてほしい」という社員の声を、理想的な形で叶えることができました。(吉田 伸浩様)

株式会社 小学館 総務局 情報システム室 室長 吉田 伸浩様、ユニバーサルメディア事業局 XR事業推進室 森内 尚様、ユニバーサルメディア事業局 XR事業推進室 海田 麻友子様
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総務局 情報システム室 室長
吉田 伸浩様(写真右)
ユニバーサルメディア事業局 XR事業推進室
森内 尚様(写真中央)
ユニバーサルメディア事業局 XR事業推進室 海田 麻友子様(写真左)
※所属は納入時のものです。

お客様紹介

進化し続ける「コンテンツメーカー」

株式会社 小学館様は日本を代表する総合出版社であるとともに、出版の枠にとらわれない多彩な企画を発信する「コンテンツメーカー」です。創立100周年を迎えた2022年にはXR事業推進室を開設。小学館様ならではの世界が広がるメタバース「S-PACE(スペース)」の企画・運営や、小学館様の人気作品とARを組み合わせたイベントなど、XR領域に関する施策を多数実施しています。

所在地:東京都千代田区一ツ橋2-3-1
URL:https://www.shogakukan.co.jp/


株式会社 小学館様 小学館ビル
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地図

関連機器・サービス

360度カメラスピーカーフォン PressIT360

360度カメラスピーカーフォン PressIT360

手軽に持ち運びができて、会議の準備や機器操作も簡単。オンラインとオフラインをつなぐハイブリッドな働き方を支援します。