株式会社野村総合研究所様
課題
出社率が高まりハイブリッド会議が多くなる中、リアル参加者とリモート参加者の間でコミュニケーション格差が生じている。
解決策
高音質で表情までしっかり映るマイク・スピーカー一体型の360度カメラで、リモート先でも同じ部屋にいるような会議を実現。
まずは3台導入してみて音質も使い勝手も非常に良かったため追加で67台を導入しました。
背景
ハイブリッド会議の増加にともない会議環境を再構築
2020年以降、新型コロナウイルス感染症対策でテレワークが広まり、現在では多くの企業が出社と在宅それぞれの長所を生かした働き方を採用しています。野村総合研究所様でも、働きやすさや業務効率を重視し、会議においても会議室とリモート先をつないだハイブリッド会議が日常的に行われています。しかし、この1年ほどで出社率が急激に高まり、出社メンバーとリモート参加者間のコミュニケーション格差が顕在化。会議室内の様子をしっかりとリモート先へ共有できるシステムが求められていました。
導入した理由
実際に長期間使用してみて音質や使い勝手を評価
ハイブリッド会議での環境格差をなくすため複数のシステムを検討した結果、PressIT360が最も適していたと野村総合研究所総務部の白石様は語ります。
「まずは3台導入して数か月にわたり使い勝手を確認しました。実際に会議で使用してみると非常に音質が良く、画面構成も工夫されていてリモート先に会議室の雰囲気が伝わりやすいと感じました。また、以前使用していたWEB会議システムはカメラやスピーカーの接続に手間がかかりましたが、PressIT360はアプリも要らずPCに挿すだけですぐに使えることが好評でした。そこで、東京と横浜拠点のほぼ全ての会議室に追加で67台を導入することに決めました」
導入後の効果
ノイズの少ない高品質な音声でスムーズな会議を実現
ハイブリッド会議でのコミュニケーション課題を解決する上で特に重要視されたのが音質でした。白石様は、「以前のマイクは少し大きめの会議室では音がこもって聞き取りづらかったのですが、PressIT360は10名程度の会議室でも遠くに座った人の声までしっかりと聞こえました。また、マイクの近くにいる人がパソコンを使用していてもキーボードを叩く音が聞こえなかったので、ノイズキャンセルの性能も優れていると感じました。これまではマイクに向かって大声を出さなければならないシーンが度々ありましたが、PressIT360のおかげで自然に話せば相手に伝わるハイブリッド会議環境を構築することができました」と語ります。
感情まで伝わる映像で、コミュニケーションを活性化
8~10名程度の社内会議では半数程度がリモートで参加することが多く、話者を縦4分割で表示する画面モードでの運用が適していると白石様は語ります。
「縦に4分割するモードは一人ひとりの顔が大きく映り、遠くに座っている人の表情までしっかり捉えてくれるため感情が伝わりやすいです。さらに、発言している人が常に画面の中央に来るよう切り替わるので、今誰が話しているのかリモート先からもひと目で分かります。これまでリモート参加者は話に入れずに聞いているだけになってしまいがちでしたが、PressIT360の導入でディスカッションができるようになりました。実際にリモート参加者から“表情が見えて会議室の雰囲気が伝わりやすかった”という声があがっています」
納入機器
- 360度カメラスピーカーフォン TY-CSP1 × 70台
お客様の声
コミュニケーションの活性化に期待しています
PressIT360を活用していくことで、リアル参加者とリモート参加者のコミュニケーション格差をなくし、以前よりも一層活発で充実した会議が開催されるようになると期待しています。直接会って会話することは非常に大切ですが、ツールの力を借りて課題を解決することでオンラインでの会話も素晴らしいものになると思います。これからもコミュニケーションのさらなる活性化を目指し、社内環境を整備していこうと思います。
お客様紹介
幅広い領域で企業や社会、人々の暮らしを支える
1965年に日本初の民間シンクタンクとして誕生した株式会社野村総合研究所(NRI)様。コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービスの4つの事業を通して、社会の仕組みをつくり、国内外の様々なビジネスや人々の暮らしを支えています。
横浜総合センター所在地(取材地):神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-1 横浜野村ビル
URL:https://www.nri.com/jp/