株式会社えがお様
概要と特長
株式会社えがお様は、熊本県熊本市に本社を置き、黒酢・青汁・ブルーベリー・にんにく卵黄・肝油など、健康食品の企画・開発・販売業務を行なっています。2014年12月に株式会社えがお様の本社ビルが完成し、これまでコールセンターなど熊本市内の2ヶ所に分散していた事業場を集約されました。今回の新社屋は、「女性が働き易い環境づくり」と「個人情報を扱う企業にふさわしいセキュリティの強化」をコンセプトとして建設され、監視カメラ、入退室管理、食堂POS、AV設備、コールセンターサイネージ、ネットワーク設備、基幹通販システム等、AV・セキュリティ設備全般を導入されました。
<主な納入システム>
地下1階地上5階建ての新社屋の1階には600人を収容できるレセプションホールがあり、新社屋落成式や総合朝会、さらには地域住民を対象とした健康セミナーにも使用されています。WUXGA 7,000lmのプロジェクター3台が設置され、160インチ電動昇降スクリーンへ投写。天井には全方位ネットワークカメラも設置されています。
2〜3階は吹き抜け構造のコールセンターになっており、正面には80インチ液晶ディスプレイが6台設置され、CMや最新の情報、緊急事態時のテロップなどを視覚的に訴え、全員が画面共有できるようになっています。画面切替えにより6台それぞれの別コンテンツや、2画面ずつ横長に大きな1つのコンテンツとして表示する事を可能としています。
4階は社員食堂として利用され、食堂POS自動精算システムをはじめ、160インチの電導昇降スクリーン3面へ投射する壁面に埋め込み式のプロジェクターWUXGA8,500lm 3台が設置されています。
音響はメインスピーカー4台、天井スピーカー10台により拡声。この食堂は朝・昼・夜の社員食堂として利用される他、懇親会やイベントなどのパーティにも使用されています。食堂POSはパナソニックグループや一般企業にも導入されているタイプで、食器に貼り付けられた固有のIDタグを非接触で自動認識するシステムで精算やカロリー表示も可能となっています。
大会議室の映像表示はWUXGA 7,000lmのプロジェクターから130インチの電導昇降スクリーンへ投写しています。
また、館内全体には高度なセキュリティ基準に準拠した、最新のセキュリティ機器とビル内設備やオフィス内設備と連携した高度なセキュリティシステムを導入し、ID情報をベースに各設備制御の最適化や設備運用の利便性を向上しセキュリティソリューションを実現しています。
システム機能としては①入退管理システム ②映像監視(IPセキュリティ統合制御システム)などが導入されました。
お客様の声
新社屋への移転に伴い、一番力を入れたのは1階(レセプションホール)と4階(社員食堂)で、社員だけではなく、お客様や地域住民の皆様へおもてなしができる利用を考えています。またセキュリティ面でも「情報漏えいや情報持ち出しができない環境をつくる」ということを会社のセキュリティコンセプトにしているので、新社屋ではゾーン分けやシステムの導入をすることにより、セキュリティの意識を高める事もできたと思います。
システム構成図
主な納入機器 ソリューション
- 監視カメラ DG-SF334/WV-SF438/DG-SP304V他×72台
- ネットワークディスクレコーダー DG-ND400K×2台
- 入退室管理設備 カードリーダー×69台 他
- 食堂POSシステム×2セット
- プロジェクター PT-DZ770S他×9台
(新社屋AV設備)
- 液晶ディスプレイ TH-80LF50J/TH-47LF6J他×25台
(新社屋AV設備)
- 音響システム×6セット
(新社屋AV設備)