JFL所属・クリアソン新宿様
課題
ホームタウン・新宿にある国立競技場で行う初めてのホームゲームと『新宿の日』イベントを成功させたい。
解決策
国立競技場に映像・音響・サイネージを納入し、イベント運用のサポート実績のあるパナソニックにオペレーションをトータルで任せることで、スムーズな運営を実現。
パナソニックさんは、たとえばサイネージの仕様など我々素人では難しいわからないところを何度でも説明してくださった。スタッフも満足しています。
背景
国立競技場でのホームゲームとイベントの映像・音響運営は初めての経験。
ホームスタジアムを持たないサッカークラブながら、クラブの方向性が評価され、Jリーグ参入の前提となる『Jリーグ百年構想クラブ』に認定されたJFLクリアソン新宿様。創立以来、“スポーツで地域を元気にする”活動を地道に続けています。
2022年10月の国立競技場でのホームゲーム主催が決まると、その日を『新宿の日』と銘打って、試合以外にも地域を巻き込んだ様々なイベントを企画されました。しかし、大規模施設でのホームゲーム運営は初めてのこと。
試合中の演出をはじめ、イベントの映像・音響演出など不安がありました。
導入理由
実績と、“自分達を熟知している”信頼感が決め手に。
「以前大型ビジョンを使った演出をクリアソン新宿のスタッフだけで運営しましたが、あまり満足できませんでした。そこでJSCさんから、オペレーションを任せられる企業を3社ご紹介いただきました。パナソニックさんはその1社です。パナソニックさんは国立競技場でのサポート実績を多数お持ちですし、質問には丁寧に答えてくださる。また、何よりクリアソン新宿の試合を何度も見に来てくださり、我々のことを良くご存知だったことも決め手となりました」(大口様)
導入後の効果
JFL歴代最多の16,218名の観客に喜ばれる演出支援をスタッフのきめ細かな対応により実現。
クリアソン新宿様の試合の他、様々なイベントが行われた『新宿の日』。試合観戦だけではなく、新宿の魅力が体験できる1日です。場外では10時から地域にちなんだマルシェなどが夕刻までにぎやかに開催されました。
スタジアム開場後はエイサーまつりやスペシャルライブが行われ、試合とは違った音響・映像演出が華やかに会場を盛り上げました。映像と音響を滞りなくお客様にお届けできるか、スタッフの入念なチェックが行われ、万全の態勢でイベントをサポートしました。この試合はJFL歴代最多の16,218名の集客を実現し、さまざまなメディアに取り上げられました。
「我々のデザイナーやスタッフと細かなところまで調整していただきありがとうございます、という気持ちです。前日のリハーサルから、直前のコンテンツ差し替えまで、実によくやっていただきました」(大口様)
座席を離れてもイベントの様子やゲームの状況がライブでわかる、来場者へのサービスが好評価
小さなお子さんを連れたご家族などは、じっと座席で集中して観ることができないこともよくあります。売店に並んでいる時、席に戻る途中でも大事な瞬間を見逃さないよう、コンコースや売店のサイネージに試合やイベントのライブ映像を確認できるようご提案しています。「パナソニックさんはJ1の試合でもサイネージでのライブ映像演出をやっていらっしゃるとのことで、採用しました。売店は結構行列になりますので、並んでいても試合が見られるのは、良いポイントだったと思います」(大口様)
迅速な対応が求められるシーンでも、安心の連携を実現
初めての国立競技場でのゲーム・イベントを滞りなく完遂されたクリアソン新宿様。普段のゲームが行われる会場とは収容人員も桁違いです。限られたスタッフで運営されるクリアソン新宿様と、パナソニックは緊密に連携を取りながら運営を支援しました。試合中のクイックレスポンスが求められる場面でも迅速に対応。これまでのイベント運用で培ったノウハウを活かしつつ、多くのお客様にご満足をお届けできた『新宿の日』となりました。
「メインの試合以外のイベントでもパナソニックさんにご協力いただいて、大型ビジョンは特に有効活用できたと思います。映像・音響設備の細かいところまで気を配っていただきました。本当にいろいろと、ありがとうございました」(大口様)
お客様の声
スポンサーも観客も、スタッフも満足できた1日
パナソニックさんは、たとえばサイネージの仕様など我々素人では難しい、わからないところを何度でも説明してくださった。それでこちらのデザイナーも良いコンテンツを作ることができました。スタッフも満足しています。
スタジアムの大型ビジョンに観客席のご自身や子どもの姿が映ると、歓声が上がるんです。そうした演出も、観客の方にすごく喜ばれました。CMをご提供いただいたスポンサーさんからも"バッチリでした"と好評で、ご自身のSNSに動画を上げていただいた方もいらっしゃいました。
今後の展望
次回は場内と場外をディスプレイや音響で連携させたい
「振り返ると今回は、国立競技場でできる演出の7割くらいだったかもしれません。今度はもっと、クリアソン新宿らしく、いろいろやりたいと思います。たとえば、スタジアムの中と外を連携させるとかですね。場外にもディスプレイや音響機器を置いて、さらに一体感のあるイベントにできるのではないかと思っています。その時もまたパナソニックさんにお任せしたいですね」
お客様紹介
“誰もが豊かさを感じられる世界へ”感動を創造し続けたい。
“創造”という意味のポルトガル語Criacao(クリアソン)がチーム名のJFL所属・クリアソン新宿様。2021年、JFLに昇格しました。新宿という、多様な人たちが共存する街を本拠地として、ただ勝利を目指すのではなく、理念・考え方を大切にするクラブとして、サッカーで人を育て、新宿という街を中心に、日本、世界を感動溢れるものにしていきます。